リフォーム・リノべーション

古民家や家のリフォーム、
リノベーションのこだわり

田中工務店のこだわりは、表面的な部分だけにとらわれず、家本来の部分に目を向けることにあります。
特に、古民家、リフォーム、リノベーションといった新築以外の物件の場合は、柱などの構造体がダメージを受けている可能性も少なくありません。柱が腐っている、白アリにやられているなど状況は様々ですが、問題発覚の際に、どうするのか、ここでその会社の考えが大きく分かれます。

例えば、お客さまが2部屋リノベーションしたいと言われたとしましょう。しかし、柱に問題があることが発覚しました。ここで、お客さまの思いだけを優先し、表面的に2部屋、リノベーションすることは、とても簡単なことです。お客さまも満足し、業者も仕事ができます。
しかし、田中工務店では、予算内に抑えるのであれば、構造体部分を触るために、リノベーションは1部屋のみ、次にお金が貯まったときに、残りの1部屋に取り掛かることを提案します。表面的なお客さまの満足度よりも、根底の安心・安全な暮らしを大切にしたい。この思いが揺らぐことはありません。

また、特に古民家のリノベーション・リフォームの場合、大工側にも知識と技術が必要とされます。現在のようなプレカット、工場生産ではなく、全てが手刻みです。構造体について提案できるのは、構造の知識、技術があるからこそ。
「古民家再生」という言葉が多く使われるようになりましたが、全てを変える必要もありません。残すべきところは残せばいいのです。住みながら少しずつ変えていく、古民家リノベーションがあっても良い、私たちはそう考えています。


使い勝手という意味でどんなことを
コンセプトとしてデザインするのか

新築、リフォーム、リノベーション、様々な現場作業を含め、大工ほど家を数多く見ている人はいません。田中工務店の大工は、心から木を愛し、木の気質や特徴を理解した上で、実際の施工に活かしています。

初めて家を建てる、一般のお客さまが感じる使い勝手と、大工目線で感じる使い勝手は、異なることが多いです。もちろん、一方的に押し付けることはありませんが、お話を伺った上で、メリット・デメリットについてお話させていただきます。

また、リノベーション・リフォームの際に使い勝手を考えるのであれば、未来の予定・計画は、とても重要です。例えば、あと10年住むつもりの家と、あと50年住むつもりの家では、優先順位は大きく変わります。目の前の使い勝手ではなく、将来的な部分も見据えた使い勝手を提案する、これが田中工務店の特徴です。